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―心も丈を綴った感動の手記―
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奥野真人編著者A5判 1260円(税込)学事出版
いまから七、八年前のことです。筆者は伊藤幸弘という人間と雑誌の取材を通して出会い、その壮絶で波瀾万丈の生き様を目の当たりにして、伊藤の生き様を一冊の本にまとめてみたいと思うようになりました。(中略)
このような伊藤の活動に共感し、伊藤の活動をサポートしようと奥村晋(法務省OB・元少年鑑別所所長)氏、佐々木正美(児童精神科医・川崎医療福祉大学教授)氏、杉浦正明(子育て協会所長)氏、そして筆者などが理事となり、「伊藤幸弘教育研究所」を設立し現在に至っているのですが、これまでの活動の中から導き出された結論は「親が変わらなければ子どもは変わらない」という至極当然の理です。「親が変われば子どもも変わる。親子が変われば地域が変わる。地域が変われば社会も変わる。地域が変われば日本も変わる」なのでしょう。
前出の奥村晋氏が何気なく「こんな小冊子がありますよ」と筆者の手に渡した冊子は、少年院で学ぶ子どもたちの文集でした。それは愛知県豊明市にある国立(法務省)少年院「豊ヶ岡学園」が発行したものでした。これまで大人側からとらえた非行少年の姿は幾多の書籍となっていますが、非行に走ってしまった子ども側からの声は仲々聞こえてこないのが実情でしたから、この小冊子を読んで筆者は「目からウロコ」状態というか、ある種の感動につつまれました。皆様方もお読みになっておそらく同じ感動を覚えられるはずです。それは、少年たちの心の優しさ、ナイーブさ、危うさ……といったものです。(中略)
少年たちは、規則正しい生活を基本として、これまでの自分の生活を振り返り、自分の問題性を自覚し、更正への努力を続けています。そして社会復帰をしていくわけですが、残念ながら再犯で再び少年院に戻ってくる子どもたちも少なくはありません。
これらの現象は、本人自身の問題も確かにありますが、大きくは社会の「受け皿」の問題にほかなりません。子どもたちがいくら更正を決意し、真っ白な気持ちで出所していっても、戻る場所が以前と同じ環境では本当の更正を図ることは難しいのが実情です。(後略)(「はじめに」より抜粋)
〈学事出版刊 一二六〇円〉
08.04.21 愛国者の座標軸
08.02.21 発達としての共食
08.01.21 即効即決! 驚異のテレアポ成功術
07.12.21 コピー用紙で折る
07.11.21 なにわ大阪食べものがたり
07.09.21 企業不祥事事典 ――ケーススタディ150―
07.08.21 海を抱いたビー玉 ―〜甦ったボンネットバスと少年たちの物語〜―
07.07.21 少数言語としての手話
07.06.21 「いのち」の話がしたい
07.05.21 幕末下級武士の絵日記
07.04.21 「生死」と仏教―名僧の生涯に学ぶ「生きる意味」―
07.03.21 書物の日米関係
07.02.21 団塊の楽園
07.01.21 竹内好セレクション 全2巻
06.11.21 『怖るべき天才児』
06.09.21 心の荷物をすっとおろす 号泣力
06.08.21 嘘とだましの心理学―戦略的なだましからあたたかい嘘まで―
06.07.21 変化に直面した教師たち
06.05.21 ガイドブック 成年後見制度
06.04.21黄金期歌舞伎名優アルバム
06.03.21動物おもしろ基礎知識
06.02.21辞書の政治学
06.01.21蘇我氏四代
05.12.21聴覚障害者への統合的アプローチ
05.11.21中国古典小説選
05.09.21アキラの地雷博物館とこどもたち
05.08.21母さん僕のために泣かないで
05.06.21夜の記憶
05.05.21古代日本の女性天皇
05.03.21ようこそ、ろうの赤ちゃん
05.02.21航空「2強対決」11選
05.01.21NPOと新しい社会デザイン
04.11.21犯罪科学捜査