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―暗算の達人になる!―
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町田彰一郎著 A5判 1575円(税込み) 東洋館出版社
「1から100までの数字を全部足すといくつ?」 この問題を、あなたならどう解くだろうか。 普通に1+2+3+……と順番に解く? 確かに答えは出るだろうが、それでは時間がかかってしまう。もっと速く、かつ楽に解ける方法はないだろうか。 ちょっと視点を変えていただきたい。すると、最初と最後の数字、1と100を足すと101となり、さらに、2+99、3+98、4+97……と続けると、すべて101となることに気付くだろう。結果、式で表すと、101×50で答えは5050。 これはドイツの数学者カール・フリードリヒ・ガウスが、子どもの頃に考えたという有名なエピソードだ。要は、見方ひとつで、面倒くさそうな計算も簡単に解けてしまうのである。 本書は、そんな計算の中に潜む“数の法則とパターン”を丁寧に解説している。従来とはひと味違った考え方を知ることで、計算の魅力、楽しさを味わえ、実用的な計算力を身につけることができるだろう。
―自然と生物を科学する―
田中晴夫著 四六判 1470円(税込み) 大河出版(この本のページ )
科学を追究する書「知りたいサイエンス」は、“自然編”と“生物編”の2冊からなっている。 昔の人々は、満天に輝く星座の動きや月の満ち欠け、日の出・日の入り、そして山の雪解けから季節を知り時を計り日々の生活に生かしてきた。この驚くほどの正確さで周期を巡り、時を刻む自然カレンダーは、地球、太陽系、銀河系と広がる壮大なシステムの絶妙なバランスから生み出されている。それらはいったいどんな関係を保って存在しているのか、宇宙の大きさは、地球はいつできたか。そんな素朴な疑問を平易に解明しているのが“自然編”である。 一方“生物編”は生物科学の世界を取り上げ、人間の生活をはじめとして動物や植物にまつわる面白いエピソードを紹介している。 生命はどのように誕生したか、卵が先かニワトリが先か、種なしスイカはどうやって増やす?、ノミに心臓はあるのか、サルはいつかヒトに進化するのかなど、人体や生活習慣、動植物、遺伝や微生物に至るまで、学校であまり習わない生物に関する24の話題を集めて、わかりやすく解説している。
―美しく楽しく考えさせる、空の本―
武田康男文・写真 AB判変 1995円(税込み) 草思社(この本のページ )
美しいカラーの気象写真を200点以上掲載、見るだけでも十分楽しめる本ですが、気象現象を考えさせる科学書としての面白みにもあふれる本です。なかでも写真を使って地球の大きさや空の高さを実感させる解説は著者ならでは。 たとえば、本書では地上から撮影した雲が、気象衛星画像の雲のどれと対応しているか探すということを行っています。上から見た雲と下から見た雲が面白いように対応し、しかも衛星から見ても案外その雲が大きく写っていて驚くほど。また、普段はなかなか地球が丸いことを実感できませんが、著者は日の出前に、まず高いところにある雲が色づき、そのあと低い雲が照らされていく様子を写真で示し、これは地球が丸いからだと述べています(本書イラストを見ればひとめで理解できます)。 ほかにも竜巻やブロッケン現象、蜃気楼やオーロラやなどの珍しい写真も収録、解説。中学校で習う気象の知識からおさらいできるように書かれているので、幅広い年齢の方が楽しめます。きれいな本ですから、科学少年・科学少女へのプレゼントにも最適です
―科学革命を準備した知の地殻変動とは―
山本義隆著 四六判 3360円(税込み) みすず書房(この本のページ )
『磁力と重力の発見』(全3巻)から4年、待望の山本義隆・書き下ろし作品が出来上がった。大佛次郎賞受賞ほか絶賛を博し、総計11万部を突破した前作につづき本書の主題は活版印刷の草創期、16世紀ヨーロッパの科学と技術と芸術。大学アカデミズムや人文主義者を中心としたルネサンス観に対し、商人や技術者の実践に焦点をあてる。文書偏重から経験の重視へ、ラテン語から俗語による出版へ、教会による支配を中心に厳然たる差別構造があった時代に、いったい何が起こり、どのような結果を次の世紀にもたらしたか。綿密な文献を読み込み新たなルネサンス像を提示した本書は、われらの時代への批判でもある。[目次]序章/1 芸術家にはじまる/2 外科医の台頭と外科学の発展/3 解剖学・植物学の図像表現/4 鉱山業・冶金術・試金法/5 商業数学と16世紀数学革命(以上1巻)6 軍事革命と機械学・力学の勃興/7 天文学・地理学と研究の組織化/8 16世紀後半のイングランド/9 16世紀ヨーロッパの言語革命/10 16世紀文化革命と17世紀科学革命(以上2巻)
―1から思い出そう―
岡部恒治・有田八州穂・今野和浩著 四六判 2100円(税込み) 有斐閣(この本のページ )
頭が痛くなるような計算式だけが数学ではありません。私たちの日常の生活の中には、「数学的なもの」が深くしみこんでいます。仕事にも、また工芸品のパズルや「とんちもの」にも数学の考え方が隠れています。 計算練習や基本的な公式を覚えることは、数学を学ぶために必要ですが、それだけでは数学はつまりません。しかし、数学はもともと人間の好奇心に源があって、楽しく学べるところがたくさんあります。楽しく学べるのなら、楽しく学ばなければ損ですよね。 本書は、数学が嫌い、あるいは自分には数学的センスはないと考えている方に、ぜひ数学を好きになってほしいという願いから編まれました。日常の目線から数学を学ぶ意味がわかり、その楽しさを見つけられるよう、工夫しました。数の話から微積分、行列、統計まで、こんな風に考えればいいのかと、納得できるでしょう。 基礎知識はいりません。もう一度楽しく数学を学んでみようという気持ちで本書を読まれるならば、「数学って面白い!」。ぜひ実感してください。
―昆虫と植物への誘い―
森上信夫・林 将之著 B6変型判 1260円(税込み) 文一総合出版(この本のページ )
アゲハとミカン、ギフチョウとカンアオイ、オオムラサキとエノキなど、昆虫の幼虫が特定の植物を餌にすることは広く知られています。昆虫愛好家にとっては飼育や採集の手がかりとして、植物愛好家にとっては食害虫として、その関係は重要視されていますが、それ以上に、彼らは私たちに地球に住む同じ生き物として、「生命のつながり」の大切さとそれが今失われつつあることを気付かせてくれる貴重な存在なのです。 そのような観点から、本書では、身近もしくは代表的な昆虫82種とその食草・食樹68種について、それぞれ昆虫と植物の立場から生態、特徴、探し方などを簡潔に記述しています。また、可能な限り、観察の際に役立つと思われる昆虫の様々な生育段階や食痕の写真、食草・食樹の葉のスキャン画像、昆虫の生活史カレンダーを掲載し、コンパクトながらも情報量は豊富です。 同じ生き物を見るのでも、その特異な関係を知ることで、自ずと世界が違って見えてくることでしょう。それは、素晴らしい生命の物語なのです。
―天才数学者ラマヌジャンの生涯―
ロバート・カニーゲル著 A5判 5775円(税込み) 工作舎(この本のページ )
19世紀末、南インドの片田舎にひとりの天才が生まれた。彼の名はシュリーニヴァーサ・ラマヌジャン。独学で高等数学を修め、ナマギーリ女神の啓示を受けて数々の公式を発見する。「神についての思索を表現しない方程式は僕にとって無価値だ」。 だが、数学に没頭するあまり、他に興味を失い、大学は2度にわたって中退。薄給の港湾事務員として日々をしのぐしかなかった。 その才能をはじめて認めたのが、若くして数学界の最高峰に登りつめたイギリスのG・H・ハーディ。ラマヌジャンからの手紙に満載された奇妙な定理の真価を見抜き、ケンブリッジに呼び寄せた。2人の共同研究は輝かしい成果をもたらす。しかし、第一次世界大戦下の食糧難、気候風土の違いに、ラマヌジャンの心身はむしばまれ、帰郷後ほどなく32歳の短い生涯を閉じる。 藤原正彦氏の紹介をはじめ、近年つとに評価を高める数学者ラマヌジャンの生涯を描く決定版評伝。純粋数学に生涯を賭けた天才の内奥を丹念に描き、読む人の心を揺さぶる。
―今、小学生は何が知りたいのか?―
A4判 2520円(税込み) 偕成社
このシリーズ最大の目的は、読んだこどもたちに、彼らが失いつつある「なぜ?」「どうして?」という気持ちを取り戻してもらうことでした。そのため、リアルな質問・疑問を集めるため、実際に小学生約600人にアンケートを実施。「人のからだ」「人のくらし」「生き物」「地球」「宇宙」各巻の質問はそこから抽出しました。 こどもたちのまっすぐでユニークな質問の中には、とても難しいものもありましたが、各分野の専門家がこどもの目線に立って、優しく寄り添うように回答しています。答えが出せないような質問に対しては、「わからない」と正直に答えています。ただ、そのまま放り出すようなことはせず、こどもたちが自分から「なぜだろう」「調べてみようか」と思えるような回答内容になっています。 いまのこどもたちがどんなことを実は知らないままでいるのか、どんなことに興味を持っているのか、知りたいのはどんな分野のどんな事柄なのか…。このシリーズの中には、それがギッシリ詰まっています。
―どこで生まれて どこへ行くのか―
安田徹編 A5判 3360円(税込み) 恒星社厚生閣(この本のページ )
近年たびたびニュースを賑わすエチゼンクラゲ。まるで異界から突如出現したような巨大でグロテスクな生物の大量発生の原因については、中国の経済発展による黄海沿岸の富栄養化や地球温暖化による海水温の上昇などが言われているが、まだはっきりしたことはわかっていない。だが、それ以前に、我々は、クラゲという生物の生態についてどれほどの知識を持っているだろうか。 クラゲとは奇妙で興味深い生物である。たとえば、我が国沿岸海域で最も普通に見られるミズクラゲの場合、幼生として母体から離れた後、海底などに着床して成長する。やがて体にくびれが生じ、御茶碗を数枚重ねたような形態になり、その御椀ひとつひとつが分裂して幼型クラゲとして海中へ散開していくのだ。 本書は、クラゲ研究の第1人者、安田博士が中心になり、その膨大な資料からクラゲの生態を科学的に解き明かし、また、鑑賞用としての飼育や展示の仕方についても解説したクラゲ読本である。
―異端の生命論の全貌―
ハロルド・サクストン・バー著 神保圭志訳 四六判 1700円(税込み) 日本教文社(この本のページ )
1930年代から50年代中ばにかけて、イエール大学で驚くべき生命理論を提唱し、実験を重ねていた異端の生物学者バー博士。 彼の理論の骨子はこうだ――「すべての生命にはその青写真である電磁気的な鋳型=『生命場(ライフ・フィールド、L―フィールド)』があり、それは究極的には、この宇宙の大構造の基本要素をなしている」 この、見えない創造の場が微生物から宇宙まで連続しているという、今で言う「インテリジェント・デザイン」説の元祖にあたる大胆な生命論を提唱した博士が、1973年に死ぬ1年前に、自らの「科学の冒険」のあらましを書き残した唯一の本がこれである。 正直、1988年に邦訳初版が出たときにはあまり反響がなく、「早すぎた名著」の類いになるかと思われたが、90年代半ばから「気」や生命エネルギー関連のベンチャー的研究方面で大いに再評価されるようになった。昨年、未収録の資料を加え、本文を全面改訳した新版を出すことができた。 分子生物学偏重の生命科学に異を唱える「場の生命論」の書だ。
―地球と交信する昆虫の超能力―
酒井與喜夫著 B6判 1650円(税込み) 農山漁村文化協会(この本のページ )
著者が暮らす新潟県長岡市は全国有数の豪雪地帯だ。ひと頃に比べると雪の量は少なくなったというが、それでもこの地で冬を越す苦労は余人にはうかがい知れないものがある。せめて積もる雪の量だけでもわかればという願いは、雪国で冬を迎える住民共通のものだろう。そんな思いを出発点に著者は最深積雪の予測を思いたつ。 注目したのは、「カマキリが高いところに産卵すると大雪」という民間伝承。カマキリが卵のうを付ける高さが、その冬積もる雪の深さを示しているという言い伝えである。著者はときにヤブをかき分けデータを集め、産卵地の地形や林相などをふまえ統計処理を施しながら、ついに1つの積雪深予測の手法を編み出すまでに至る。 それにしても、カマキリはなぜ積もる雪の深さを察知できるのか? その謎解きは本書後半に詳しいが、ここで繰り広げられる著者の大胆かつスケールの大きい着想は、地球の不思議の壮大なロマンを存分に語っていて、なまじ推理小説を読むよりわくわくさせられる。科学の楽しさを十分に伝えてくれる1冊だと思う。
―大人の科学ガイド―
ナイジェル・コールダー著 屋代通子訳 B5判 25200円(税込み) 築地書館( この本のページ )
現代科学の最先端を見続けてきた著者が、文系の一般読者から、最先端の研究者までを楽しませるように、たった1人で書き下ろした、驚愕のサイエンス・ガイドです。 人間の利他主義と攻撃性、生物多様性、核兵器、脳の配線、火山噴火、遺伝子組み換え作物、生命の起源、右利き、左利き、宇宙の起源、海流、言語、量子論、天然痘、超弦理論、プロテオーム…… 誰が、何を、どのように発見してきたのか、現代科学は、何をどのように解き明かし、なにがわかったのか、何がわかっていないのか。 わかったと思っていたことが、どの発見によって、どのように覆されようとしているのか。 現代科学の姿を楽しく追うあいだに、知らず知らずに、モダン・サイエンスの全体像がわかり、おのずと科学通になっている、科学リテラシーを高めてくれる本です。 決して難しい本ではありません。がしかし、いろいろとむずかしいことがわかります。日本人科学者も多数登場します。
08.04.21 ラテンアメリカは世界を変える!
08.03.21 お父さんのための「自立」支援講座
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07.10.21 明治―近代日本の出発点
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07.06.21 電車に乗って―書を持って、旅に出よう!
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07.04.21 ぼくらの科学 生命 宇宙 数学
07.03.21 文章読本 愛と涙と感動を文字に
07.02.21 『それってどうなの?』
07.01.21 最近わたし疲れてます。
06.12.21 もっと笑いを! 大入り満員 大繁盛
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06.09.21 『1968年』の変革は、今どのような意味をもつのか
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06.07.21 昭和と平成の歴史的結節、そして現在 近代天皇制を問い直す―その来し方・行く末
06.06.21 「下流」とは誰か―日本を蝕む格差社会
06.05.21やったぶんだけ深く楽しめます。何歳からでも遅くない。アート・学問への誘い
06.04.21身体と文化が交差する地点 性(セックス)とは何か 禁忌と好色
06.03.21旅大全―出会いと発見の宝庫
06.02.21“子どもたちの世界”に何が…
06.01.21現代に生きる和のこころ、伝統のわざ
05.12.21もうひとつの自伝・評伝
05.11.21大人のための絵本と童話
05.10.21「老い」をどう生きるか どう支えるか
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05.08.21動物のことをもっと知りたい
05.07.21東アジアの過去、現在と未来
05.06.21ビジネスの倫理〜会社は誰のものか?
05.05.21頁をめくれば家が建つ 理想の家
05.04.21戦後60年の人・暮らしとその精神
05.03.21躓いたって、叩かれたって、私の人生
05.02.21身近なナショナリズム
05.01.21散歩大全
04.12.21文化系のための科学入門
04.11.21キリスト教文化の謎と魅力
04.10.21環境の過去・現在・未来を考える
04.09.21家族とことばを交わしていますか 子どもも親も、元気になる本
04.08.21未知の帝国アメリカ
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04.06.21手から手へ伝承したい〈手仕事〉の世界
04.05.21不思議、おもしろ、驚き! おもしろ事典
04.04.21いま『食』の現在を読む
04.03.21生きる力としての宗教
04.02.21変貌するボランティアと福祉制度
04.01.21仕事と夢とプライドの調和
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03.11.21絵と図の力――情報と解説の魅力
03.10.21定年前/定年後 定年してからが面白い!
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03.08.21子供が自分自身を確立するとき こころとからだの「闇」からの脱出
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03.01.21凛とした精神の結晶
02.12.21伝承すべきこと、変わるべきこと
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02.10.21web化一周年記念企画 いま、専門書・学術書がおもしろい! その装丁、その独自の世界
02.09.21一度限りの大切な人生
02.08.21傷ついた地球の未来は…
02.07.21もっと知りたい隣の国―韓国
02.06.21歴史に誘われて
02.05.21現実を見極め、錯覚からの脱出
02.04.21知恵と勇気を与える一冊
02.03.21学校が良くなる、教育が変わる
02.02.21新しいアジア像の創造
02.01.21この一冊から始めてみませんか
01.12.21富は日本人を豊かにしたか
01.11.21クリスマスに贈りたい本
01.09.21限りなく愛するとは…最も個人的な心の世界へ
01.08.21ゆっくりと日本を考えよう