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―〔制度〕新発想による社会保障制度を提言―
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野口哲英編著 A5判 1995円(税込) 大河出版
ツギハギだらけの、その場しのぎの制度改正はもういらない!
国民一人ひとりがその中身に目を向けよう!知らない間に変節してしまった制度を、正常に戻そう!
わが国の社会保障制度が再編されて50有余年。この間、年金制度や社会保険制度は、激変する社会背景を踏まえた改革が先送りされている。
現在施行されている制度が本当に有効かを考えたとき、もう一度新たな視点で白紙に戻し、原点にかえり新しい形を導入する必要性がある。
本書は、崩壊しかけている社会保障制度の弱点を明らかにし、同時に21世紀の超高齢社会に最適の制度づくりを提言。
【主な内容】
序章 今しかない生活者中心の変革への構図づくり
第1章 社会保障制度変革のアウトライン
第2章 年金制度変革
第3章 医療制度改革
第4章 介護保険制度の再構築
第5章 社会福祉制度改革
―〔ボランティア〕自分を発見する旅―
興梠 寛著 A5判 2940円(税込) 光生館
私たちの日常生活に目を向けてみると、様々な現場で競争がおこなわれている。学校しかり、仕事しかり。私たちは、市場社会に生きる限り、神経をすりへらしながら競争をする運命にあるのだ。
ボランティア活動は、基本的に「競争」とは反対の「共生」の考えにもとづいている。これからの私たちが、成熟した市民社会を築こうとするならば、必要不可欠な活動になると思う。
本書は、「ボランティア」をさまざまな視点からみつめている。“世界のボランティアの父”といわれたアレック・ディクソン氏との出会いにはじまり、これからのボランティアのあり方、社会統計からみたボランティアの姿、行政とボランティア、静かな教育改革としてのボランティアなどなど。著者の数十年にわたる実践活動が結晶となっている。ボランティアの面白さ、気持ちの良さがその底には満ちている。
ボランティア活動は新たな自分の可能性に気づき、「新しい自分」を発見する旅でもある。本書は、ボランティアを通して自分を深く掘り下げる一つの道標となる。
―〔制度〕知って得するあの手、この手、奥の手―
おちとよこ著 A5判 1470円(税込) 創元社
「介護保険は難しい! ケアマネージャーにお任せ……」。それでは介護保険を上手に使っているとはいえない。介護保険はその仕組みを知っているか、いないかで大きな利用格差が生まれる。
本書はイラストや資料を多用して制度をやさしく解説するとともに、実際の利用の流れに沿った使いこなしのツボや、サービスの質と量を落とさないで介護費用を節約する方法などを紹介。さらに、よいケアマネージャーやよい事業者の選び方、善玉・悪玉契約書の見分け方など、チェックリストをふんだんに取り入れている。
初心者でも難解な介護保険が自由自在に使いこなせるカンどころいっぱいの本書は、ひと味違う介護保険の攻略本である。
介護のノウハウを知ることは21世紀を生き抜かなければならない我々にとっての必需品だ。基本から裏技までがほどよく目配りされている。本シリーズは、(2)「別居介護 成功の秘訣」、(3)「口腔ケアらくらく実践法」、(4)「老後の居場所一生後悔しない選び方」、(5)「安心老後財産と生活を守るシステム利用法」と続く。
―〔福祉〕福祉大国スウェーデンの考え方―
大滝昌之著 四六判 2100円(税込) 音楽之友社
ギターを片手にスウェーデンに住み着いてから三四年。ダンスフロアで演奏したり、路上でのパフォーマンスをやったりの放浪生活の後、働く場としての障害者の施設に飛び込んだ著者が体験したスウェーデンの福祉とは。
……入所施設に勤務することになって初めて、障害者の生活というものに触れるようになったが、そこでも「福祉」という言葉は使わずに「障害者ケア」と言っていた。つまり、スウェーデン社会で「福祉」というと、様々な人が暮らしていること、その暮し自体のことを意味する言葉であることがわかった(前書きより)。
知的障害者デイセンターでの音楽セッションとして始まったロックグループ「EKO」が、職員や家族のサポートを受けながら地域の活動から海外公演、そして日本公演をするまでに発展していく過程を感動的に語りながら、スウェーデンの社会福祉の考え方の違いや、そこからくる言葉の使い方の違いについて改めて見つめ直して問いかける。また、スウェーデンの音楽療法の背景・歴史・現状と音楽療法士の養成についても詳細に紹介する。
―〔哲学〕働きがいを哲学する―
内山節・竹内静子著 B6判 1680円(税込) 農山漁村文化協会( この本のページ )
「ボランティア」を辞書で引くと、篤志奉仕家などと解説されている。古いなぁ。阪神・淡路大震災を例に引くまでもなく、いまや日常的な福祉も多くのボランティアによって支えられている。人々の意識は辞書よりもずっと先へ進んでいるだろう。
哲学の内山節によると、伝統的な山村では「稼ぎ」と「仕事」を区別する。仕事とは村の共同作業や病人を病院に連れていくといったことなど。稼ぎは賃金を得るためのもので、人々はもっと多くのことのために働いている。
労働社会学の竹内静子は生活・地域を支える多くの暮らしの技能がお金で買うサービスに置き換えられて来たことが、市民社会の変質の根底にあると指摘する。
都市と山村という異質のフィールドを持つ二人が往復書簡を交わして強調するのは、労働とは関係性をつむいで何かを生み出す行為であり、お金は労働の意味のほんの一部分でしかないということだ。
豊かな働きがいの世界を取り戻したい人々に勇気を与えてくれる、生きた哲学の本だ。
―〔生き方〕あたたかな心と生きる勇気と―
藤井輝明著 四六判 1575円(税込) 草思社
著者の藤井さんは顔に海綿状血管腫という「運命」の病気を背負って生まれてきた。そのため、小学校に入学した日に「バケモノ」というニックネームをつけられてしまう。それが少年の心にどんなに深い傷を与えたことか。
熊本大学医学部教授となったいま、他人だけでなく、自らに対しても固く封印してきた過去のこと、受けてきた差別のことをすべて書こうと決心してこの本ができた。だが、恨みがましいところはなく、とても明るい。彼を励ましてくれた両親、よき友、よき先生や教授に軸足がおかれているからだ。
といって、たんなるサクセス・ストーリーではない。彼は現在も町なかで冷たい視線に出会うことが多いというが、顔の腫瘍のことで受けるさまざまな差別といまもなお闘っているし、火傷や交通事故などで容貌に障害を負った四十万人ともいわれる人びとの先頭に立って社会的偏見と闘いつづけてもいるからだ。
毎日新聞の「ひと」欄のコラム氏は書く。「本の一部でもいいから、教科書に収録したい。ぜひ多くの子どもたちに読んでほしい」と。
―〔子ども〕インターネットで福祉を学ぶ―
藤川大祐(千葉大学教育学部助教授)監修 A4判 3150円(税込) あかね書房
本書は、インターネットを活用した総合学習の進め方をわかりやすく解説した『インターネットで総合学習』(全5巻)の中の一冊。
同シリーズは、インターネットで最新の情報を幅広く調べて学習に生かす方法を紹介するほか、国際理解や環境、福祉など総合学習の主要テーマ毎に、インターネットを使った実際の授業や児童生徒が自ら興味のある学習テーマを見つけて取り組めるような「学習アイデア集」を掲載している。
シリーズ第5巻の本巻では、総合学習のテーマ「福祉・健康・生き方」を扱っている。「総合学習の授業」のコーナーでは、岩手県宮古市高浜小学校で行われた授業を紹介。インターネットで調べたあとに、みんなでボランティア活動を行ったり、結果をホームページで発表するなどの様子が、詳しく解説されている。「学習アイデア集」では、「バリアフリーって何?」「手話コーラスでヒット曲を歌おう!」その他のテーマが紹介され、関連ホームページの情報も掲載されている。子どもたちの福祉に対する理解を深めるのに最適の指導書と言える。
―〔ボランティア〕葛藤そして自立へ―
航 薫平著 四六判 1680円(税込) 学事出版
「車イスでも気軽に入れる店の一覧表があれば便利なんだが…」
ぽつんとつぶやいた車イス利用の卒業生のことばに、後輩たちが応えた。
市内の店舗を障害を持った人の立場で調査し、生活便利MAPをつくろう――「その場のノリ」「軽い思いつき」と笑う高校生たちのアイデアは、あれよあれよという間に学校を飛び出した。高校生の呼びかけに応え、「門真市車イスMAPつくり隊」に集まった隊員は、総勢二〇〇人超。半数をしめる中学生のほか、教員や車イス利用の方、ガイドヘルパーの方など、さまざまな隊員が市内各店舗をまわり、障害者用駐車場やトイレの有無、通路の幅、入口の段差などを調べたほか、「車イス利用の方が来られたらどうされますか?」など、店員の対応も尋ねていった。(中略)
学び学ばされの活動は、気がついたら地域や社会、そしていつの間にか日本全国に大きなメッセージを発信していた。
ある下町に住む若者たちの、足かけ三年のドラマが、今、ここにスタートする。(「はじめに」より)
―〔生き方〕見えない目がとらえた14の心の風景―
高橋 実監修 A5判 1575円(税込) 博文館新社
幸福へのメッセージ 澤地久枝
一篇ずつ読みすすむうち、わたしの気持ちはゆさぶられていった。つよい人間の絆と、うしろ向きの繰り言には無縁の生き方にふれたからである。
視覚障害をもこえ前向きに生きている女性たち。見えぬ障害も人生の『難事』も乗りこえた静かな声音の報告。そこには、健常者たちの到達しにくい、さわやかで人間らしい息づかいがあり、感動させられた。
書き手の親、とくに母親の苦しみは、日本の社会が障害者へのつよい差別感をもっていた時代を反映していよう。すべてが解決などされていないが、すくなくとも「バリアフリーを」と自他ともに主張できる世の中にはなった。書き手たちはやっと夜明けをむかえた障害者問題の申し子として生れ、育っている。(中略)
「見える人も見えない人も、障害のある人もない人も、みんな幸せになろう。なれますよ」という生き生きしたメッセージがここにはある。
〈社会福祉法人視覚障害者支援総合センター発行〉
08.04.21 ラテンアメリカは世界を変える!
08.03.21 お父さんのための「自立」支援講座
08.02.21 受賞図書!
08.01.21 家族って何?
07.12.21 地図と年表―不思議に満ちた世界
07.11.21 お父さんからの本の贈り物
07.10.21 明治―近代日本の出発点
07.09.21 もうひとつの古代ローマ
07.08.21 幽霊・お化け・妖怪の本
07.07.21 新ネットワークが社会を変える!
07.06.21 電車に乗って―書を持って、旅に出よう!
07.05.21 プロになる!
07.04.21 ぼくらの科学 生命 宇宙 数学
07.03.21 文章読本 愛と涙と感動を文字に
07.02.21 『それってどうなの?』
07.01.21 最近わたし疲れてます。
06.12.21 もっと笑いを! 大入り満員 大繁盛
06.11.21 ことばとともに味わう、写真の本。
06.10.21 となりのイスラーム ムスリムのありのままを知る
06.09.21 『1968年』の変革は、今どのような意味をもつのか
06.08.21 ペットと暮らして気づいた人生の意味… ペットと暮らす―愛すべきペットのすべて―
06.07.21 昭和と平成の歴史的結節、そして現在 近代天皇制を問い直す―その来し方・行く末
06.06.21 「下流」とは誰か―日本を蝕む格差社会
06.05.21やったぶんだけ深く楽しめます。何歳からでも遅くない。アート・学問への誘い
06.04.21身体と文化が交差する地点 性(セックス)とは何か 禁忌と好色
06.03.21旅大全―出会いと発見の宝庫
06.02.21“子どもたちの世界”に何が…
06.01.21現代に生きる和のこころ、伝統のわざ
05.12.21もうひとつの自伝・評伝
05.11.21大人のための絵本と童話
05.10.21「老い」をどう生きるか どう支えるか
05.09.21こだわりの食と酒と…
05.08.21動物のことをもっと知りたい
05.07.21東アジアの過去、現在と未来
05.06.21ビジネスの倫理〜会社は誰のものか?
05.05.21頁をめくれば家が建つ 理想の家
05.04.21戦後60年の人・暮らしとその精神
05.03.21躓いたって、叩かれたって、私の人生
05.02.21身近なナショナリズム
05.01.21散歩大全
04.12.21文化系のための科学入門
04.11.21キリスト教文化の謎と魅力
04.10.21環境の過去・現在・未来を考える
04.09.21家族とことばを交わしていますか 子どもも親も、元気になる本
04.08.21未知の帝国アメリカ
04.07.21昭和という時代を知る
04.06.21手から手へ伝承したい〈手仕事〉の世界
04.05.21不思議、おもしろ、驚き! おもしろ事典
04.04.21いま『食』の現在を読む
04.03.21生きる力としての宗教
04.02.21変貌するボランティアと福祉制度
04.01.21仕事と夢とプライドの調和
03.12.21私の世界理解元年
03.11.21絵と図の力――情報と解説の魅力
03.10.21定年前/定年後 定年してからが面白い!
03.09.21環境立国、環境経営ニッポン
03.08.21子供が自分自身を確立するとき こころとからだの「闇」からの脱出
03.07.21テロ、イラク戦争、有事法制…平和への道につなげたい
03.06.21「江戸開府400年」を読む
03.05.21ことばの世界を探る 日本語と時を過ごす…
03.04.21生き生きと生きるために
03.03.21おとなのための総合学習
03.02.21再生の叡智結集!
03.01.21凛とした精神の結晶
02.12.21伝承すべきこと、変わるべきこと
02.11.21素敵なあしたそして夢を
02.10.21web化一周年記念企画 いま、専門書・学術書がおもしろい! その装丁、その独自の世界
02.09.21一度限りの大切な人生
02.08.21傷ついた地球の未来は…
02.07.21もっと知りたい隣の国―韓国
02.06.21歴史に誘われて
02.05.21現実を見極め、錯覚からの脱出
02.04.21知恵と勇気を与える一冊
02.03.21学校が良くなる、教育が変わる
02.02.21新しいアジア像の創造
02.01.21この一冊から始めてみませんか
01.12.21富は日本人を豊かにしたか
01.11.21クリスマスに贈りたい本
01.09.21限りなく愛するとは…最も個人的な心の世界へ
01.08.21ゆっくりと日本を考えよう