出版ダイジェスト.netは社団法人出版梓会が提供する書誌情報サイトです。(プライバシーポリシー)
▼カテゴリか出版社を指定すれば空欄のままでも検索できます
▼年 2008 2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 ▼月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 から 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 カ月間
総記 哲学・宗教・心理 歴史・地理 法律・政治 経済・経営・会計 社会・教育 自然科学 工学・産業 芸術 家庭・趣味・実用 文学 語学 児童 新書・文庫
出版社別にご覧になりたい方は、検索をご利用下さい
舛添要一さんの『痴呆の母を看取って』から『介護・リハビリ・福祉の仕事をしよう』まで29冊。
第2回は農文協編集部・泉博幸さんが語る王勇・久保木秀夫編『奈良・平安期の日中文化交流』
―暴力の深層心理を探る―
この書籍を注文する
岡田 督著 A5判 3150円(税込) ナカニシヤ出版( この本のページ )
大阪教育大学付属池田小学校で起きた児童殺傷事件をはじめ、凶悪な暴力事件が頻発している。本書は、このような世相の背後に潜む現代人の深層心理にメスを入れ、S・フロイトを始めとする精神分析理論に基づいて「攻撃性の心理」を解明している。
攻撃性の心理は、すべての人が持っている人類普遍の心理である。攻撃行動の生物学的メカニズムや進化生物学的な由来などにも意を用いながら、「生の欲動」「死の欲動」「リビドー」など精神分析理論の基礎的な概念を材料に、攻撃性がどのように形成され、また解消・抑制されるかを考察する。
さらに、出生直後からの発達過程で、現実の母子・父子関係のなかでどのように自我・自己愛・超自我が形成され、その過程で攻撃性がどう表出されるかを検討する。
その上で、すべての人が持つ「攻撃性」を、人格的にどう統合・抑制するか、またどのように健全な形で発現させるかを論じる。
最後に、臨床現場での攻撃性の表出を病理ごとに検討し、現実場面での対応に示唆を与える。
暴力や犯罪の根底にある深層心理を解明することにより、現在のすさんだ人々の心を再び健全化するための基礎を提供する好著である。
―トラウマとPTSDのすべて―
ヴァン・デア・コルク他編 西沢哲監訳 A5判 8925円(税込) 誠信書房
本書は、トラウマ性のストレスとその治療について、これまでの研究成果と臨床的知識を集大成したものである。また、トラウマ体験後の適応の複雑さ、まだその有効性が確立されていないPTSDの治療方法など、これから探求されるべき課題も提示している。
記憶、解離、文化とトラウマの問題、生理学的および心理学的プロセスの複雑な関係など、トラウマ研究の中心的な問題を取りあげながら、治療的介入が効果を上げるためには、PTSDが進行していくプロセスとその個々の段階について、深い理解が不可欠であることを明らかにしている。
『心的外傷と回復』の著書で知られているジュディス・ハーマンは、本書について「すばらしく幅広い展望を持っていて、しかも明快でわかりやすい。トラウマとPTSDに関する現在の知識の集大成として、また次世代の臨床家と研究者のガイドブックとして、本書は長年にわたって黄金のスタンダードであり続けるだろう」と述べている。
わが国においても近年、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件など、さまざまな災害や事件によってPTSDへの対応が急務となっており、本書は、精神科医・臨床心理士・カウンセラー・学生など、関係者必読の書である。
―心の支えとはなにか―
串崎真志著 A5判 5460円(税込) 風間書房( この本のページ )
心の支えという言葉は、日常会話においてもしばしば耳にする。しかし、学問的見地からこれを捉え体系的に論じた試みはこれまでに皆無であった。本書は主として臨床心理学的見地から新たに「心理的支え」の概念を提唱しその一連の研究をまとめた、「心の支え」を銘打った初の書物である。
心理的支えとして、対人的支え・内面的支え・宗教性による支えという3つの次元を仮定した。すなわち対人的支えとは他者との関係における支え、内面的支えとは思考様式、信念、人生観などによる支え、宗教性による支えとは自他を超えるものとのつながりを感じることによる支えを指す。そして大学生を対象とした質問紙調査や、心理療法の事例研究などによって、「心理的支えとは、これらの次元に『私』という存在をどう位置づけていくかに関するものである」という視点を導いた。さらに、異界論にも言及し「私」という存在が多層的な現実、多様な価値観、生死を超えた人生観のなかに位置づけられることを心の支えと呼ぶ。
不安も孤独もみな心の支えをめぐる現象である。心の支えを失うこと、傷つけられることがどんなに深い痛手となることか。心理的支えの概念は心理療法の過程の理解のみならず現代人の生き方を見つめる上で有用であろう。
―世界で最も読まれている「私との対話」の書―
ヒュー・プレイサー著 中川吉晴訳 四六判 1300円(税込) 日本教文社( この本のページ )
書店に行くと、日記あるいは詩のようなスタイルで、とくに心理学者でも精神科医でもないフツーの人が綴った「癒し系」の本が必ず置いてある。
そうした本のルーツであり、世界で最も愛読されてきた(30年間で500万部以上)のが実はこの本である。
1968年、作家志望の定職のない若者だった著者は、自分の書いた原稿がことごとく出版社から突き返され、人生ではじめての絶望の中にいた。その後2年間、妻の援助に頼りながら、彼は自分の心のすがた――恐怖、嫉妬、苦痛、死への誘惑、他者から受ける傷、そして愛と幸せ――が訪れては去るその日々の流れを見つめ続け、あたかも鏡のように明晰に書きとめていった。
その「一束の紙」の出版を引き受けた、心理学の本を3冊出していただけの小さな出版社も、彼自身も、その本が1970年に世に出るや大ベストセラーとなり、やがて大手出版社に買い取られ、米国だけで200万部以上を売る「現代の古典」となろうとはまったく予期していなかった。
この本のページをめくる人は、著者その人となって自己との新たな出会いと魂の深化を経験する。『かもめのジョナサン』から『神との対話』に至る、自己とのスピリチュアルな対話の書はすべてこの1冊から始まったのだ。
―ハンディな聖書辞典―
秋山憲兄監修 小B6判 2940円(税込) 新教出版社
プロテスタントとカトリック教会による『新共同訳聖書』の普及にともなって、信徒はじめ聖書を読む多くの人々にハンディで簡便な辞典が渇望されてきた。
新教出版社はロングセラー『口語訳聖書辞典』の編纂の経験を生かし、新共同訳聖書に準拠した「豊富な項目・引きやすく、読みやすく、分かりやすい解説」の手頃な聖書辞典の決定版を刊行した。
本辞典は『口語訳聖書辞典』の単なる改訂版ではない。旧約聖書続編の各書に関する新項目を含め、この小型の辞典としては最多の2420項目を収録している。
また図版・地図など80点、カラー口絵15葉、付録として、聖書各書小見出し、口語・新共同訳異同表、聖書年代表、イスラエル・ユダヤ国王名表、4福音書対観表、度量衡・通貨・月・時刻表(60頁)があり、聖書時代の歴史背景・生活環境などの理解に資するところ多く、編纂の特徴がある。
この辞典は聖書の不明なところをすぐ引いて理解し、聖書を読む楽しさを増し、聖書研究の伴侶として役立つ。
『新共同訳聖書コンコルダンス(聖書語句索引)』(2500円)と併用すると、本聖書辞典はさらにその真価をあらわすであろう。
―力と勇気を与える笑いの効用―
アレン・クライン著 四六判 2520円(税込) 創元社( この本のページ )
「この本を書いているあいだに父を亡くした。1995年の大晦日に入院した父は、その9日後、帰らぬ人となった。看病していた母から『よくなっているみたい』と電話で聞いた数時間後のことだった。
飛行機に乗りこむまでは、なんとか泣かずにいられた。しかし席についたとたん、こみ上げる涙をどうすることもできなくなった。ビジネスマンたちが電話をかけたり、ノート型パソコンをカタカタいわせているなかで、私はただすすり泣いていた。
そのとき、ひとりの客室乗務員が、私の鼻先に何か温かい飲み物の入ったカップを突き出した。『これ、飲んでください。ぜったいに効きますから。』『アイリシュ・コーヒー。ウィスキーをまぜたクリームが入ってます。』
私の涙にかすかに笑いの味がまじったのは、そのときだった。「おいおい、まだ朝の7時だよ、カクテルにはちょっとばかり早いだろう。」
まず序文にある著者と客室乗務員の善意のミスマッチが笑わせてくれる。
本書は死や喪失にまつわる様々なエピソードにより、ユーモアや笑いが心身に及ぼす優れた効果を紹介する。
笑いを通じて、悲しみを乗り越える心の基礎体力を養うための好著。
―暴力夫の心理・対策・治療の世界的基本書―
ドナルド・G・ダットン スーザン・K・ゴラント著 中村正訳 四六判 2310円(税込) 作品社
日本における殺人事件の42・6%が家庭内で発生しています。そして現在、「児童虐待」とともに社会的注目を集めていているのが、夫から妻が暴力を振るわれる「ドメスティック・バイオレンス」(DV)です。本年10月には、通称「DV防止法」(配偶者からの暴力防止及び被害者の保護に関する法律)が施行となります。妻に手を上げることは犯罪であり、夫は逮捕されるということが、法律にもはっきり記されるのです。
本書は、今後、日本においても本格化するDV防止対策のための基本書であり、初めてバタラー(暴力夫)の心理分析・対策・治療を体系的にまとめられたものです。著者は、全米の注目を浴びた妻を嫉妬から殺害したとされるアメフトのヒーロー「O・J・シンプソン」の裁判でも証言した「加害者研究」の第一人者。
「なぜ夫は、愛する妻・恋人・家族を殴るのか?」。700人以上の暴力夫に対する調査と100人以上のセラピー実践をもとに、初めて答えを出しました。そして「暴力を克服することは可能か?」という問題にも答えを出しています。本書は、北米だけでなくヨーロッパ各国でもDV問題の基本書として高い評価を受けています。
―自分自身を発見する―
エリーズ・ボールディング著 松岡享子訳 小B6判 1260円(税込) こぐま社
この小さな書物は、原題を""Children and Solitude""といいます。
そのまま訳せば、「子どもと孤独」ということになりましょう。
私たちは、ふつう子どもと孤独を結びつけて考えようとはしません。
孤独と聞いてまず考えるが淋しさであり、孤独の意味するものが、身寄りのいないこと、人から離れて孤立していることであってみれば、わたしたちは、できることなら、子どもをそのような状態におきたくない、と願います。
ところが、この小さな書物では、著者は、孤独に別の角度から光をあて、その積極的な意味をさぐります。そしておとな同様、子どもにとっても、生活のどこかに「孤独でいる時間」を持つことが必要だ、と説くのです。それは、自由であること、内へ向かうこと、自分自身を発見することのために欠かせない条件であり、人間には孤独でいるときにしか起こらないある種の成長があるのだ、と。(中略)
しかし、目の前の子どもたちの姿と重ね合わせて読むと、これは、今のわたしたちのために書かれたものではないか、と思えてきます。(後略)訳者「はじめにより」
08.04.21 ラテンアメリカは世界を変える!
08.03.21 お父さんのための「自立」支援講座
08.02.21 受賞図書!
08.01.21 家族って何?
07.12.21 地図と年表―不思議に満ちた世界
07.11.21 お父さんからの本の贈り物
07.10.21 明治―近代日本の出発点
07.09.21 もうひとつの古代ローマ
07.08.21 幽霊・お化け・妖怪の本
07.07.21 新ネットワークが社会を変える!
07.06.21 電車に乗って―書を持って、旅に出よう!
07.05.21 プロになる!
07.04.21 ぼくらの科学 生命 宇宙 数学
07.03.21 文章読本 愛と涙と感動を文字に
07.02.21 『それってどうなの?』
07.01.21 最近わたし疲れてます。
06.12.21 もっと笑いを! 大入り満員 大繁盛
06.11.21 ことばとともに味わう、写真の本。
06.10.21 となりのイスラーム ムスリムのありのままを知る
06.09.21 『1968年』の変革は、今どのような意味をもつのか
06.08.21 ペットと暮らして気づいた人生の意味… ペットと暮らす―愛すべきペットのすべて―
06.07.21 昭和と平成の歴史的結節、そして現在 近代天皇制を問い直す―その来し方・行く末
06.06.21 「下流」とは誰か―日本を蝕む格差社会
06.05.21やったぶんだけ深く楽しめます。何歳からでも遅くない。アート・学問への誘い
06.04.21身体と文化が交差する地点 性(セックス)とは何か 禁忌と好色
06.03.21旅大全―出会いと発見の宝庫
06.02.21“子どもたちの世界”に何が…
06.01.21現代に生きる和のこころ、伝統のわざ
05.12.21もうひとつの自伝・評伝
05.11.21大人のための絵本と童話
05.10.21「老い」をどう生きるか どう支えるか
05.09.21こだわりの食と酒と…
05.08.21動物のことをもっと知りたい
05.07.21東アジアの過去、現在と未来
05.06.21ビジネスの倫理〜会社は誰のものか?
05.05.21頁をめくれば家が建つ 理想の家
05.04.21戦後60年の人・暮らしとその精神
05.03.21躓いたって、叩かれたって、私の人生
05.02.21身近なナショナリズム
05.01.21散歩大全
04.12.21文化系のための科学入門
04.11.21キリスト教文化の謎と魅力
04.10.21環境の過去・現在・未来を考える
04.09.21家族とことばを交わしていますか 子どもも親も、元気になる本
04.08.21未知の帝国アメリカ
04.07.21昭和という時代を知る
04.06.21手から手へ伝承したい〈手仕事〉の世界
04.05.21不思議、おもしろ、驚き! おもしろ事典
04.04.21いま『食』の現在を読む
04.03.21生きる力としての宗教
04.02.21変貌するボランティアと福祉制度
04.01.21仕事と夢とプライドの調和
03.12.21私の世界理解元年
03.11.21絵と図の力――情報と解説の魅力
03.10.21定年前/定年後 定年してからが面白い!
03.09.21環境立国、環境経営ニッポン
03.08.21子供が自分自身を確立するとき こころとからだの「闇」からの脱出
03.07.21テロ、イラク戦争、有事法制…平和への道につなげたい
03.06.21「江戸開府400年」を読む
03.05.21ことばの世界を探る 日本語と時を過ごす…
03.04.21生き生きと生きるために
03.03.21おとなのための総合学習
03.02.21再生の叡智結集!
03.01.21凛とした精神の結晶
02.12.21伝承すべきこと、変わるべきこと
02.11.21素敵なあしたそして夢を
02.10.21web化一周年記念企画 いま、専門書・学術書がおもしろい! その装丁、その独自の世界
02.09.21一度限りの大切な人生
02.08.21傷ついた地球の未来は…
02.07.21もっと知りたい隣の国―韓国
02.06.21歴史に誘われて
02.05.21現実を見極め、錯覚からの脱出
02.04.21知恵と勇気を与える一冊
02.03.21学校が良くなる、教育が変わる
02.02.21新しいアジア像の創造
02.01.21この一冊から始めてみませんか
01.12.21富は日本人を豊かにしたか
01.11.21クリスマスに贈りたい本
01.09.21限りなく愛するとは…最も個人的な心の世界へ
01.08.21ゆっくりと日本を考えよう